ユーザ事例 株式会社ダイム様

コンテンツ管理を核としたプリントビジネス営業戦略
-ターボサーバーにより実現。関西から全国へ展開するインフラの構築-

 

ターボサーバー導入の経緯

同社はターボサーバー導入以前に、いち早くMIS(基幹業務管理システム)を導入するなど、製造工程のデジタル化/システムによる合理化に高い関心を持っていました。2006年に同社はターボサーバーを導入しました。しかしながら、実は、2000年前半の早い段階からターボサーバーの導入検討を行っていました。

「印刷物が“きれい”や“安い”だけではお客様から仕事を頂くことは出来ません。多くのお客様がかかえている悩みはコンテンツの管理です。 そのため、本業の製版を取るための戦略としてお客様の抱えるコンテンツの管理が要であると考えていました。ネットワークインフラが進み、印刷物の品質の標 準化が進んでいます。そのなかで、同業各社との差別化は決して容易なことではありません。当社は印刷業務を通じたコンテンツ管理のサービスをお客様へ提供 することにより会社の付加価値を高めてゆこうと考えました」(安平社長)

同社がターボサーバーを導入した2006年は、折りしも企業における情報セキュリティ/コンプライアンスの強化に注目が集まった時期でし た。そのため、より堅牢な環境での顧客データの管理が同社に要求されていた点もターボサーバの導入へ拍車をかけました。

ターボサーバー選定のポイント

ターボサーバーの導入前、同社はプリプレス工程のデータ管理用途に単純なファイルサーバーを導入し、運用を行っていました。同社では当時か ら顧客企業のデータを管理するうえで、しっかりとルールを決め一元的に管理が可能な運用を行っていました。そのため、新しいサーバの導入検討にあたり、 ネットワークを介しストレージ上でDTP作業を行うターボサーバーのワークフローは、データの分散を防ぎサーバにデータを一元管理する当社の運用フローのスムーズな移行にあたり、必要不可欠な要件でした。

「ターボサーバーの選定にあたり、重要なポイントは、管理されたデータを汎用のWebブラウザからビジュアルで見ることが可能な点、そして 管理されたデータの検索を容易に行うことが可能な点に尽きると思います。」(井元氏)

同社におけるプリプレス部門の制作担当者はターボサーバーの利用にあたり、MacintoshからFinderを利用し運用を行います。特 別な操作は一切行いません。しかしながら、それだけでは、営業担当者や外部協力会社、そして顧客企業はこの情報にアクセスし、ワークフローへ参加すること が出来ません。InDesign上で進行している印刷物の制作状況の確認や過去印刷物の閲覧、写真素材の検索など、印刷業務の周辺では、様々なプレーヤー が情報へのアクセスを必要としています。そのため、誰もがWebブラウザから、簡単にシステムを利用し、ワークフローへと参加することが可能になる点が ターボサーバーを選定した最大の理由でした。

「ターボサーバーの選定にあたっては特に比較すべき競合製品はありませんでした。機能面はもちろんですが、オープンテクノロジーに基づくシ ステムのため、弊社で導入している”Trueflow SE”や”PrintSapiens”といった業界で標準的に採用されているソリューションとの豊富な連携実績がありました。また、導入後の様々な拡張性 も選定にあたっては安心感を感じました。」(井元氏)

コンテンツ管理を核とした営業戦略の実践

同社においてターボサーバーは、社内の制作サーバとしての役割はもちろんですが、それ以上に顧客企業へ向けた営業ツールとして機能しています。

「弊社の顧客企業においては、複数の事業所間における製品ブランドの管理や廃版製品の統一が上手く出来ていないケースが数多くあります。また、出来ていたとしても、その管理に多大なリソースを費やされているお客様がほとんどです。これら製品ブランドにおけるイメージデータは、カメラマンの入 稿から画像処理に渡る、印刷物の製造プロセスの中で制作されます。そして、最終的なイメージの決定や廃版商品、著作権が無くなり使用が出来ないイメージなども、多くの場合は印刷物の制作プロセスのなかで決定されます。すなわち、印刷物の製造プロセスを取り込むことにより、お客様がブランド管理に必要となる、イメージデータが自然と集まることになるのです。」(安平社長)

同社は制作・印刷はもちろん、カラーマネジメントをはじめとする品質管理にも注力しています。そのため、写真撮影から入稿、画像処理、 DTP、そして校了に渡るワークフローが同社のターボサーバーを中心に流れてゆきます。結果として、顧客企業内で共有すべきマスターデータが、印刷物の製 作のなかで、自然とターボサーバーへと集約されることになります。同社はこれらのコンテンツを一元的に管理し、Webブラウザにより顧客企業へと公開しています。これにより、印刷物の製作を起点とし、ブランドマネジメントや管理するコンテンツのマルチユースを顧客に提供することが可能になります。

ビジネスの広がりと今後の展望

同社では大阪を中心とした関西エリアを中心にビジネスを展開されていますが、当然、関東エリアのビジネスの積極的な受注も視野に入っていま す。同社は同等の製版印刷設備を持つ、東京都内のパートナー企業と協業することにより、東京・大阪エリアの並行受託サービスを展開しています。これにより、エリアを問わず、一定の品質を保つ印刷物の提供に成功しています。

「東京をはじめとする関東圏は、今後、弊社がターゲットとする重要なマーケットです。今は、これまで当社が進めてきたネットワーク化・デジタル化により、物理的な距離が問われることはありません。関係するスタッフが大阪・東京間のデータの受け渡し、進行状況の確認、校正作業などをWebブラ ウザを介して、当たり前に行うことが可能です。そのネットワークを最大限に生かすインフラとしてターボサーバーは機能しています。」(安平氏)


 代表取締役社長
安平 健一 様
業務推進部 プリプレスグループ担当課長
井元 敏行 様

 

株式会社ダイムについて

株式会社ダイムは写真製版業(オフセット印刷)として1968年に創業しました。翌年、法人に改組以来、いち早い印刷機による本機校正の導入による色管理への取り組み、DTPによる品質の安定化、MIS(基幹業務管理システム)の導入による製造工程の自動化・スピード化の推進などを進めてきました。また、東京のパートナー企業とのアライアンスにより実現した東京・大阪エリアの並行受託サービスを展開するなど、同社のお客様のニーズに適した製品・サービスの提供へ意欲的に取り組んでいます。

本社 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町2-6-5
http://www.daimu.co.jp/


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