ユーザ事例 大村印刷株式会社様

ターボサーバーにより実現するフルデジタルワークフロー
社内制作から営業支援までをシームレスに統合

 

ターボサーバー導入の経緯

同社は2001年にターボサーバーを導入されました。当時、ワークフローがアナログからデジタルへとシフトするなか、導入前はデザイン・画 像処理・制作の各部門が孤立して作業を行っていました。そのため、部門間のデータは物理的な媒体で受け渡しを行っており、工務担当者は各部門間を伝言ゲー ムのように走り回っていました。そのためデータの取り違えや膨大な過去データの検索時間の発生など非効率な状態が続いていました。

しかしながら、ターボサーバーの導入後はネットワークを介して各部門がターボサーバー上で業務を行うことによりデータの2重化が防止され、 部門間のデータ授受が圧倒的に効率的になり、データの管理ルールが統一されました。加えて、ターボサーバーの外部効果により県内外の営業所、外部スタッフ とのシームレスな連携が実現しました。結果として、業務の中心をターボサーバーに置くことで多数のスタッフの取りまとめに成功し、ワークフローの統合と合 理化に成功しています。

「2001年のターボサーバー一号機導入以降、当社制作部門におけるサーバ運用はほぼ100%となり、デザインからプリプレスに至るまでの デジタルデータがすべてターボサーバーに格納されている現状となりました。これは、導入以来、1秒の停止もなく稼働してきたターボサーバーの信頼性の高さ によるものであると考えています。」(大野様)

また、同社は2008年、より一層のターボサーバーの稼働率向上を目的に新サーバへとリプレイスを行いました。

「制作環境のフルデジタル化に加え、ほぼ100%の業務がターボサーバーによる運用となりました。そのため、データ容量が増加しRAIDが 圧迫されるようになりました。併せてテープによるバックアップ時間の増加が慢性化してきたことから、よりディスク容量が大きく冗長性の高い新サーバへのリ プレイスを決意しました。ターボサーバーは社内の制作のみならず、外部拠点、顧客含めて利用を行っています。止めることが出来ない稼動状況ですが、これに より従来以上に安心して運用できると思います。」(大野様)


ターボサーバーの運用と導入効果

同社では制作するDTPデータをすべて部署別・用途別に分けて管理し、ターボサーバー上で運用を行っています。8年間の運用経験のなか、編 集データはもちろん、校正データの履歴から下版データまで、蓄積された利用ルールは同社のスタッフ全員に周知が浸透しています。そのためルール違反による データの消失や取り違いといったトラブルが発生することがありません。 また、同社はターボサーバーに蓄積されたデータを在版管理や画像データベースなどの目的別に社内外を問わず運用・活用を行っています。

「Webブラウザで使用が出来るため、特別な教育や準備が必要なく、思い立ったらすぐに実践できる便利さが魅力です。最近では、顧客への PDF校正が常識化していますが、顧客によってはセキュリティ上、メール添付の容量制限やFTPの利用制限などがあり、送受信に苦慮することもありまし た。そんな場合はWebNativeを利用した校正BOXを媒体別に用意し、一斉配信同様の環境を提供して利用してもらいます。説明の必要もなくブラウザ で利用出来るため、お客様にも非常に喜んで頂いています。」(大野様)

 

特に同社は東京・大阪の営業所を窓口に県外の仕事を積極的に受注されています。お客様と印刷物を作り上げるなか、データの受け渡しや校正と いった面でターボサーバーを活用し、顧客の囲い込みツールとして機能しています。 また、同社は印刷物で使用した素材によるデータベースを構築し、自動処理やクロスメディア展開を顧客企業へ積極的に提案しています。ターボサーバーのデー タベースは構築や、構築後の調整を自由に行うことが出来るため、顧客企業への提案時、同社はテスト環境を簡単に作成して提案を行っています。

「制作依頼を頂いた印刷データをデータベース化し、そこから発生する自動処理や他媒体展開といったストーリーの提案をパワーポイントの資料 だけでなく、Webブラウザ上で実物のデータを確認することからから始めるのは、説得力が違うと思います。思いもよらない運用のアイデアをお客様からいた だけることもあります。」(大野様)

 

今後の展開

「当社は東京、大阪などに営業所を構えており、首都圏のお客様は大きなウエートを占めています。山口県に制作部門の主力が配置されている関 係上、遠隔地に対するサービスをいかに迅速に行うか、という点が今後の営業展開に当たっては重要だと考えています。そのため、まず社内的にはリモート環境 の整備。リモートプルーフだけでなく制作実務もリモートで共有できないか、進行管理情報の共有化はできないか。これらを運用できる環境の構築を目指してい ます。

東京の事務所から山口県の制作チームのデータを共有し、進捗状況を常に把握し管理する。一歩進めれば、同じ環境をクライアントへ提供するこ とも考えられます。さらに紙ベースの校正フローからオンライン校正、さらに進めて校正バージョンや修正履歴の管理、オンラインでの進捗状況公開など、制作 側で提供できるサービスを追求していくことが、営業支援につながっていくと考えています。

InDesignはXMLの対応を標準搭載しており、データベースとの親和性も高くなっています。その上、サーバサイドでの共有ワークフ ロー環境が現実的になってきました。こうしたソフトウエアの進化に着目すると、今後のワークフローのキーワードは「共有」であることがわかります。

当社としては顧客の資産データがしっかり管理されたファイルマネジメントサーバの位置づけがますます重要になってきます。制作だけ印刷だけ の請負ではなく、環境を提供できるパートナー企業へ、クライアントに深耕するための中核として、ターボサーバーには重要な役割を期待しています。」(大野 様)


 

大村印刷株式会社
プリプレス課
課長 大野 謙治 様

 

 

大村印刷株式会社様について

大村印刷株式会社は大正10年、山口県防府市に大村印刷所として創業しました。以来、順次工場を拡張し、現在では企画・デザインから製版、印刷、製 本、発送までの一貫体制を確立されている総合印刷会社です。近年は印刷のみならず、WebサイトやFlashムービーなどマルチメディア分野も事業領域と して展開しています。これら多岐に渡る“大村印刷ならではのサービス・ソリューション”を顧客企業へ提供しています。

〒747-8588
山口県防府市西仁井令一丁目21 番55 号
TEL : 0835-22-2555
http://www.omura.co.jp


ユーザ事例一覧へ